ここ数年、福岡県庁で作品展をしていましたが、2024年はアクロス福岡で展示することになりました。10月18日~21日の4日間です。

いけこみを含めると5日のため、長持ちすることを重視しました。

作品タイトル「パリの思い出」~アールヌーヴォー~

フランスのパリに行き、パリの街並みがとても芸術的で素晴らしく感動的でした。

オペラ座、ルーブル美術館、ベルサイユ宮殿、エッフェル塔、凱旋門、シャンゼリゼ通り、モンマルトルの丘...地下鉄の入り口までアートで美しい!

今回はパリの秋をフレンチモダンスタイルで表現しました。秋らしい少しくすんだ色合いに。

使用花材

木賊(トクサ)
アンスリウム
ドラセナ
ハラン
アンスリウムの葉

作品の写真

 
たくさん撮った中で一番よく映ったと思います アンスリウムは40本ほど購入しました
教室で撮った写真 アクロスの看板はこのように飾ってありました
まずはゴールドワイヤーでアールヌーヴォーを表現します トクサをいれて植物のアールヌーヴォーの動きを入れました
一階と地下一階の通路にたくさんの作品が並びました たくさんの方に見てもらえました

トクサは実家のものを使用。少し細く、曲げるのにぴったりです。

アンスリウムは花市場に4種類の40本を購入。一番高かったのは注文品だったのですが、実は色が赤すぎて使用しませんでした。

 

アクロス福岡は天神のど真ん中。1階・地下1階の通路に展示し、入場無料で今までの福岡県庁に比べてたくさんの方に見てもらえることができました。

アクロスは教室から近いため、教室で作品完成し運びやすいサイズに作りました。

アールヌーヴォーとは

アールヌーヴォーを簡単にいうと、「自然をモチーフにした装飾的なデザイン様式」です。

アールヌーヴォー(Art Nouveau)は、19世紀末から20世紀初頭にかけて流行した芸術様式・運動の一つで、建築、装飾美術、絵画、デザインなど幅広い分野に影響を与えました。

フランス語で「新しい芸術」という意味で、伝統的なスタイルからの脱却を目指し、革新的なデザインを追求しました。

アールヌーヴォー(アールヌーボー)の特徴は、自然の中にある形や動き、例えば植物の葉っぱや花・木の枝が滑らかで自由に曲がっているような、流動的な曲線や植物モチーフの使用です。

花や蔦、昆虫、動物などを取り入れた装飾が多く、優美で華やかなデザインが魅力です。また、ガラス、鉄、陶器などの新しい素材を活用し、建築やインテリア、宝飾品、家具などに独自の美を反映させました。

アールヌーヴォーは、主にフランスやベルギーで発展しましたが、ヨーロッパ各地やアメリカにも広がりました。

このスタイルは、その後アールデコやモダニズムへと発展し、今日のデザインにも影響を与えています。

パリで見ることができるアールヌーヴォ―としては、フランスの建築家エクトール・ギマールが作ったパリの地下鉄の入り口が有名です。

そのほかにも「ギャラリー・ラファイエット」というパリの有名なデパートの、建物内部の大きなガラスドームや装飾がアール・ヌーヴォーの特徴を持っています。


またベルギーの建築家ヴィクトール・オルタ、チェコの画家アルフォンス・ミュシャなどが著名なアーティストとして知られています。

感想

日曜お昼のテレビの生中継と一緒になり、番組を見た方にも月曜日に見に来ていただけました。天井の高くて明るいアクロス福岡で、解放感もあって楽しい時間でした。

フランスパリや、中国北京からも出展してくださり、約60名の方が出品されました。写真は後日掲載しますね。

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